トッケイを捕獲するでござる
いや、田舎に限らず、とにかく街灯などがあれば、寄ってくる虫を狙って数匹はチョロチョロしているのが普通だ。
どこからともなく家の中にも入って来て、結構普通に壁や天井を這っている。
彼らの体長は、アタマから尻尾の先までせいぜい10センチ程度で、糞も米粒程度で匂いも特に無く、別に部屋の中に数匹いたとしても気になる存在ではないし、むしろ同居者として親しみさえ感じている・・・まあ人によるんだろうけど。
がしかし、「トッケイ」は違う。
・・・って、そもそも「トッケイ」というのをご存知だろうか。
爬虫類好きな人なら知っているだろうが、まあなんというかヤモリちゃんの一種なのだが、何が違うって、まず大きさが違う。
まず普通のヤモリちゃんを想像してもらって、全てのパーツを縦横比をそのままに、体長を30センチ+まで大型化。
次に体色を茶褐色にして、そこにオレンジとモスグリーンの斑点を散らし、ついでに大き目の目玉は猫目。
そして「トッケイ、トッケイ、トッケイ・・・」とかなりのボリュームの声で鳴く。名前の由来である。
ちなみに学名は「Gekko gecko」で、これも鳴き声が由来。大事なので2回言ったわけではない。

参考までに、手前で見上げている娘はこの時5歳。それでなんとなく大きさは掴めますかね?
ちなみにトッケイは、フラッシュ焚いて写真撮ると、ほぼ必ず目が光って写る。
さて、寄ってみましょうか。

さあどうよ?素敵だろう?
こんなのが家に何匹もいるわけだ。主に夜に活動し、主食は大き目の虫やヤモリ等。小さなヘビ、ネズミ等も襲う。
体がでかいぶん糞の大きさも相応で、さすがに少し臭う。
なので、見つけるとなるべく捕まえて、家から追い出す、というか捨ててくるわけだ。(殺生はしない)

しかもでかいので、木の壁を走るとしっかり足音までする。
隙間に逃げ込まれないように追い詰め、捕獲。

爬虫類好きの間でも、気の荒さで知られているファイターである。
噛む力が強く、噛まれると無傷では済まないので、軍手は2枚重ね。

ダブル軍手でもそれなりに痛いので、素手では噛まれたくないものだが、こうして強引にとっ捕まえたり、追い詰めでもしない限りはただ逃げるだけなので、別に危険な生き物ではない。
捕まったトッケイ君の様子
放っておくと、どうやら数匹は住み着くようだ。我が家では誰も怖がらない上に、鳴き声も風流程度にしか感じないのだが、糞がなあ・・・。
それに、放っておいて繁殖されるとさすがに参るので、度々捕獲する・・・というか、狙って必ず捕まえられるわけではないので、結局毎晩のように、寝る前に網を持って捕獲に勤しんでいる。
そうそう。
このトッケイだが、食べるとそれなりに旨いらしい。
2010/07/10
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