簡単かつ上質な?禁煙法
以前ですね、タバコ吸ってたんですよ、30歳過ぎからたぶん4~5年間。
で、子供も生まれて、吸いまくってるとなんだか体調悪いしで、あーやっぱそろそろ止めた方がいいのかなー、なんて思ってたんですが。
ちなみに、1日2箱(40本)位吸ってました。
で、結論から言いますと、本格的に止めるつもりは無かったんですが、なんか気付いたら止めてました。
そして止め方がなんだかおかしかった気がします。
その方法、というか、方法じゃないですね、過程です、単に成り行きだったので。
それは「上質なタバコを吸うこと」。
上質と言っても、そこらで売ってるタバコの中の高いやつという意味ではないです。

専門店等に行かないとなかなか売っていないようなもの。
当然ですが結構高価で、タバコというより葉巻に近いものです。
まあ意見は色々あるんでしょうが、それなりのものを吸うと、普通のタバコがいかにクソ不味く、しょーもなく、単なるガキ向けのものだということを思い知ることになります。たぶん。
人にもよるでしょうが、かなりの確率でその美味さに衝撃を受け、タバコ観が変わると思います。

まずやたらと目立ちます。偉そうだし。(笑)
まあ試しに自宅で吸ってみるといいでしょう、私は平気で外でも吸いまくりましたが。
高級品はやたらめったら高いわ、ゴツいわ、しかし美味いわで、色々と葛藤がジレンマだったりで大変です。
あと、シガーカッターとか、周辺用品も必要になってきます。

葉を自分で選んだりブレンドしたり、とにかく奥が深過ぎです。
味わいの楽しみも、そうした理由で葉巻を優に上回りますし、パイプ自体にこだわり始めたりした日には、趣味やコレクションとしても成立してしまいます。
いいパイプはめっちゃ高いので、金がいくらあっても足りません。
この辺の品の難点は、香りが強いものが多いということ。そこらで吸うと、その香りだけでかなり周囲の注意を惹きます。
個人的にはバニラフレーバーのが好きでした、あの甘い香りがたまらん。
で、結局どうしてこれらが禁煙に繋がったのかといいますと。
私は入手の都合もあって、早々に「パイプ」に辿り着いたわけなんですが、これがもう美味くてですね。
そして相対的に、普通のタバコ(それまではマルボロ吸ってました)が不味過ぎて、受け付けなくなってしまったわけです。
しかしパイプというのは、色々手間が掛かります。
葉っぱを詰めなければいけませんし、詰めれば詰めたで少し手は汚れるし、パイプは掃除しないといけませんし、火は頻繁に途中で消えるし。
それでも、美味さがそれらの手間をすべて帳消しにしてくれる程なため、いくら忙しくても、普通のタバコに手を出そうという気が全く無くなりました。
忙しくてイライラしている時でさえも、
「あんなクソ不味いもの(普通のタバコ)を吸う位なら、日に1回だけでも、ちゃんとしたものを吸った方が遥かにマシだ」
と真剣に思っていました。
しばらくそんな忙しい日が続いて、ふと気付いたら習慣的にタバコを吸うのをとっくに止めてました。
忙しいと、手間の掛かるパイプはどうしても手が遠のくので、パイプもその後、残っていた葉を使い切った時点でなんとなく自然消滅。
そんなこんなで、禁煙に成功・・・というか、特にこの時止めるつもりも無かったし、止める努力も全くしていないのに、単に結果として止めてしまいました…本当に何の努力も苦労も、我慢らしい我慢もしていないわけなんですが。
単に「本当に美味い本当のタバコ」を知り、いささか楽しんだだけ。正に狐につままれた気分です。
なお、今でもたまに葉巻等を楽しむことはあります。
あと、タバコを止める話なのに本末転倒な気もしますが、真剣な心の叫びを。
本当のタバコの美味さを知らないなんて、人生かなり損してるぞ!
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Keyword : 禁煙,タバコ,葉巻,パイプ