この先に待つもの

前ページで述べましたが、日本の食料のかなりの割合を産する東北、北海道には、既にかなりの放射性物質が降下していると思います。
今は7月上旬ですが、この秋は、結構衝撃的なことになると思います、起きてから衝撃を受ける人は、ちょっとどうかしてると思いますが。


生物濃縮がなされる畜産関係は、高い濃度で放射性物質が検出されるはずですし、その流通で大騒ぎになるのは目に見えています。すでに牛肉で騒ぎ始めたようですが。
しかしやはり、目玉は農作物でしょう、野菜等だけでなく、東北・北海道の米からも、結構なレベルの放射性物質が検出されるはずです。(南の方も無事では済みませんが)
その後、それを飼料にして云々とか産地を偽装してどうこうとかの騒ぎも当然に起こるはずです。

その時になって、多くの作物が汚染されている!とはじめて騒ぎ出すお馬鹿さんが多数いるはずです。
そして恐らく、政府がまた安全基準をいじくって、数字上は安全だということにして流通させようとするのでしょう、たぶんこれ、当たりますよ。


基準内だからだとか寝言を言う人には、震災後に高く設定された気違いレベルの基準ではなく、震災前の常識的な基準を目安に考えて下さい、と書いておきます、意味は解るでしょう?
基準を上げたからといって、人間の体の放射線への耐性が高まるわけではないですから。
まあ、震災後に安全基準を変えた時点で、安全面でも、そうした連中も、信用なんてゼロです、当たり前ですが。


加えてこの秋は、世界的に作物の不作が予想されています、まあ気候の問題ですね。
更についでといってはなんですが、経済不安、特にドル不安も加わって、穀物の価格がどれだけ高騰するのか、ちょっと予想できません。
そんな状況下で、日本の北半分で産する食物が、口にするのを躊躇われる状態になる可能性大です。
輸入食料の買い占めとか、色々なことが起こるでしょうね、東北産の新米なんてまともに流通させられるとは、個人的には思えません。


年の暮れ頃からは、原発事故後に妊娠した人達の出産が始まります、大丈夫なんでしょうか。
放射線障害で体調を崩す人も出始めます、この辺は因果関係云々で果て無く揉めるでしょうね。
そしてたぶん、誰も責任は取りません、というか明らかに取れませんから、自分や家族に何かあっても、泣き寝入りを覚悟しなくてはならない状況になる気がします。
まあつまり、汚染地域周辺にいては、これまでと同様には将来を考えられないだろうと思われるわけです。





以上、これまで書いたことは、バカな私でも事故後翌日には思い至ったことです。
私は、まともな知力・能力・判断力のある人は、とっくの昔に身辺を整理し、説得するべき人を説得し、関西以南か海外に避難していると思っています。
仕事の都合で云々とかは言わないで下さいね、能力があれば、どこへ行っても仕事なんてどうにでもなりますから。

あと、逃げることに対して拒否反応を示す人がいるようですが、今回ばかりは、そんな輩は放っておいた方がいいです。
愛国心、愛郷心、素晴らしいものです、ならばこそまず優先すべきは、自分と家族、子孫の健康です。
国や社会というのは、上にあるように思えても、あくまでも人の下にあるものです、所詮人がいなければ成り立たない「器」ですから。
日本人の多数が健康を損ない、正常な子孫を残せなくなっては、国も社会もあったもんじゃありません。

今恥ずべきは逃げることではなく、根拠も無く強がり、悪い目しか無い賽が投げられるのを、座して眺め続けることです。
国が人によって成り立つものである以上、人の健康を損なうこと、そしてそれを看過する者こそが国賊です、損なう対象が自分であってもです。


では御機嫌よう。

(終)
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