えーとコムギさんですが、ほぼ2012年3月一杯で、野生に帰りました。
もうすっかり野鳥と言って差し支えないと思う・・・ほぼ毎日何度となくやって来て、相変わらず水道&人の手で水浴びをし、コーヒーを飲み、パンやら米粒やら麺やらを食べ、当たり前の顔で家に入ってエアコンの前で涼んだり、寝室で1~2時間も昼寝していくような状況を「野生に帰った」と呼ぶならなw
予想していた通り、繁殖期を機に夜になっても家に戻らなくなったが、それ以外の関係はほぼ全く変わっていない。
まあとにかく、相変わらず扉や窓から鳥が出入りする我が家、今日もたぶんカオスかつ平和である。
コムギさん含め、我が家の毎日の様子は、ヨメさんが
こっちにちょこちょこ書いてます。
旧コンテンツ(ずっと家で寝起きしていた頃)
ヨメさんのサイトでも度々登場する「コムギさん」は、ハタオリドリの一種・キムネコウヨウジャクの♀で、我が家の飼い鳥というか居候というか何というか、とにかく少々難しい立ち位置の鳥である。
→保護の顛末
何が難しいかって、我が家の寝室で寝起きしていて餌も与えており、よく慣れた手乗り文鳥や手乗りインコ並に懐いている(家族限定)ものの、しかし毎朝外へと飛んで行き、普通の野鳥と同様に空を自由に飛び回っているのだ。
その気になれば完全に自活できるくせに、餌を食いにちょこちょこ戻って来て、挙句の果てに人の飯やコーヒーやらを求め、食べたらやっぱりどこかへ飛んで行く等、飼い鳥なのかどうなのかとか、その辺からして微妙。
外に出ている日中は、餌と水を用意した鳥カゴ(もちろん扉は開けっ放し)を軒に吊るしてある。
特に訓練等をしたわけではないので、例えば庭にいて見えている場合でも、呼べば必ず飛んで来るわけではない、その辺は気分次第。(もちろん飛んで来る場合が多いが)
逆に庭仕事や散歩の時は、呼びもしないのにやって来て、長々とまとわりついている場合が多い。
なお夕方になると戻って来て家に入り、夜は一緒に寝る。夕暮れ時は、呼べば一発で戻って来ることが多い。
たまに外泊することもあるが、翌日にはやっぱり戻って来て、当たり前の顔で出入りしている。
また、私達が外出する際は、外に放したまま出掛ける。
朝一番で出かけ、戻りが夕方になっても、呼べばちゃんと帰って来るので、日中の外出は特に問題無い。
(夜にかかる外出、及び外泊はしないようにしている)
コーヒー大好き
カップ片手に庭に出ると、決まって飛んで来る
どうしてこうなった

どうしてちゃんと帰って来るのか、どうやったらそうなるのかと訊かれることが度々あるが、普通に手乗り鳥のノウハウで育てただけで特段変わったことはしていないので、何とも答えようがない。
ただ確実に言えるのは、鳥としてもまずは外に放してもらわないと、帰っては来れない。
家の中に閉じ込めたままで、さあ家に帰って来いと言われても、鳥だって困るだろう。
とにかくまず放してみないと、帰って来る可能性はゼロのままなんじゃないかなー、と。
そうそう、環境は重要かも知れない。
我が家の場合は周囲が田園地帯で、一番近い家まで100M位あって(その家も越して来た後に建った)、敷地の内外に池があったり庭に大きな樹があったりと、地形が非常に特徴的で、鳥にもわかりやすいはずだ。家屋も特徴的だし。
また車等はほとんど通らないし、たまに農機の音が聞こえる以外は、人工音は殆ど無い。
あと、我が家はほぼいつでも人がいて、子供たちは毎日庭で遊んでいるし、ヨメさんが家事をしているキッチンやダイニング、物干し場にしているサラ(タイ式の高床の櫓?)も外から見える構造な上に、いつでも空からの出入りが可能だ。(実際に出入りしている)
私も日中の大半を庭先で過ごしており(庭先で仕事してる)、大概は姿が見えているはず。

あとはちょっと変わった信頼関係があるのかなと。
私もヨメも娘たちも、コムギは生きてさえいれば必ず帰って来ると思っているし、戻って来なくなっても、それが本人?の意志で、また元気で暮らしているのなら、それでいいと考えている。
コムギの方は、家に戻れば私達が待っていて、至れり尽くせりの安全で快適な環境があると信じているだろう。
しかし恐らく一番重要なのは、コムギさん、望めばいつでも外に出してもらえると信じているのだと思う。
自由に外を飛ぶことを望んでいるのに、もう出してもらえないかもしれない、と感じたのなら、鳥としては外を飛ぶ自由を取るか、家の中の生活を取るかの取捨選択になってしまい、その選択の結果として戻って来なくなるんじゃないかな、と。
鳥、特に飼い鳥はかなり賢いので、その位は十分に理解している気がする。
今後どうなるのか
そのうち繁殖期を機に帰って来なくなるんじゃないかな、卵や雛を放って家に帰って来るわけにもいかないだろうし。
そうして家で寝泊まりしなくなって、でもちょくちょく遊びに来たり何か食べて行ったり、もしかしたら雛に与える餌をちゃっかり調達しに来たりと、そういう感じになる気がする。
まあ本人?が望むように生き、かつ元気にやっていけて、たまに姿を見せてくれればそれでよし、これぞ親心、ってやつか。